西南学院グリークラブ再興支援募金活動についてのお願い
平成20年1月14日
西南学院グリークラブOB会
会長 刀根 亨一
1. はじめに
第二次世界大戦の只中、学徒動員等の止むを得ない理由による一時的な活動の中断はあつたにせよ、
西南学院グリークラブは戦後直ちに復活しました。したがって、西南グリーの87年の歴史はまさに絶える事無く、
これまで脈々と生き続けた歴史だと言えます。
しかし今回は、全く新しい理由でグリーは消滅の危機にさらされています。
社会環境の大きな変化、当世学生気質の変化、加えて大学における男子学生の大幅な減少等がその理由です。
現に部員がいないと言う事は、これまでに経験の無い廃部、そして消滅の危機だと思います。
グリー再興のキーポイントは、学生に歌う気持ちが有るか否か。歌いたいという気持ちが有ればグリーは
死に絶えませんが、この気持ちが無ければ、外で我々OBがどう手を打つてもグリーは死に絶えます。
我々OBは昔日のグリー馬鹿になって、歌いたい気持ちを持った学生を見出して彼らを励まし、技術面、
マネージメント面のアドバイスに加えて、経済的な支援等OBの総力をあげた取り組みが求められます。
2. 再興支援募金の必要性
一口にグリークラブ再興と言いますが、全くグリークラブの何たるかイメージすら持たない学生達を相手に
グリー再興を行う事は、極めて困難な事です。
グリーの何たるかを知らしめる為には、それなりに学生達にイメージをふくらませ、歌いたい気持ちを起させる
為の戦術が必要となります。特に、一人のメンバーも居ない西南グリーにおいては、DVDやVTR等の映像を
使った広報を行う事が求められます。又、大学内で部員募集を行う為には、ポスターやチラシによる訴求が必要です。
そして、曲りなりにも部の再興が叶えられれば、当面の活動維持の為の経済的な裏付けが必要となります。
慶応も関学も同志社も同じように、部員の増強と部の維持発展の為にOB会において募金活動を、行っています。
そのような観点から、昨年の2月にOB会の有志(80期代のOBが中心)とシャントウールを発起人として、
西南学院グリークラブ再興支援募金が開始されました。同時に、昨年7月のOB会総会において、この募金活動を
今後2年間継続実施していく事が決議されました。
他の大学では、一口1万円、目標500万円として募金活動が行われていますが、当クラブでは、一口2,000円
以上、目標200万円を目指して募金活動を実施しています。
本来であれば経常的なOB会費から、支援すべきところでしょうが、OB会の財政基盤も極めて脆弱なところから、OB会費とは別に再興支援募金を行っているところです。
この活動を開始以来10ヵ月が経過致しましたが、目標進捗は人数ベースで25パーセント、金額ベースで
40パーセントに満たない状況です。
OB名簿に基いてご案内を致しておりますが、万一書状が届かずに、この西南学院グリークラブ再興募金活動の
事をご存知ない方、あるいは前の案内を失念されている方も有ると思われますので、改めて募金活動のご案内を
致す次第です。
OBとして、グリーの再興を願わない者はいません。廃部とならずに、現在の休部の状態から再び西南学院
グリークラブを再興する為に、OBの皆様に活動の趣旨をご理解いただき、ご協力賜りたくお願い申しあげます。
以上
記
西南学院グリークラブ再興支援募金要綱
募金目標 200万円(一口2,000円以上。複数口歓迎)
募金期間 2007年2月から2009年1月迄の2年間
送金方法 同封の郵便振込み用紙による
募金の管理 西南学院グリークラブOB会の特別会計で管理
募金の使途 グリー再興に関する支出に限定
(支出に当っては、OB会長、副会長、事務局長の承認を要す。)
振込先等はこちらをご覧ください。
⇒OB会通常年会費・グリークラブ復興支援募金 納付ご協力のお願い